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民の物2022.07.20

この度、京都にある古道具のお店 “民の物”さんにて蝋燭作家rintohitsujiさんとの二人展がはじまります。灯りと共にあるさまざまな営み。今回はただ在る彼女の灯りを傍に制作させて頂きました。今回は通常の個展とは異なり、ひとつひとつ表情の異なる手捻りの器や燭台や祭器を中心にお届けさせて頂く予定です。
様々な形のオーバルプレートも再び制作させて頂きました。旧暦七夕から立秋を迎える頃、民のものと灯りの時間を愉しんで頂けたなら幸いです。

以下民の物より

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〝闇に瞬く 〟

辺りに目一杯生きる花や植物や鳥の声
生命の音を聞きながら
ゆっくり目を閉じたり開けたりしつつ
深く呼吸する

目に見えるもの
目に見えないもの

光がなくとも音がある世界
音がなくとも光がある世界

灯火があると消える気配
灯火があると浮かぶ気配

まばたきは一瞬の永遠のような営み

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民の物店主より

微細な感覚をそれぞれが向き合う先に表現する、かねてより親交の深い陶芸家と蝋燭作家のお二人を迎えて、旧暦七夕から立秋を迎える頃に作品展を開催させていただきます。お二人にお願いしてから実現までに数年かかりましたが、いまだったのだなと、近しい間柄だからこそ表現できること、僕自身がずっとたのしみにしていた展示です。どうぞみなさまもお楽しみにしていてくださいね。

✴︎作家在廊日などはまた追ってお知らせさせていただきます

〝闇に瞬く〟
mushimeganebooks × rinntohitsuji作品展

7月28日(木)-8月8日(日)
✴︎展示期間中のお休み 8月3日(水)のみ
12時-19時
民の物にて京都市上京区河原町丸太町上る出水町253 春日ビル4F 

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